口語訳聖書, ヨハネによる福音書, チャプター 10. is available here: https://www.bible.promo/chapters.php?id=11007&pid=45&tid=2&bid=81
Holy Bible project logo icon
FREE OFF-line Bible for Android Get Bible on Google Play QR Code Android Bible

Holy Bible
for Android

is a powerful Bible Reader which has possibility to download different versions of Bible to your Android device.

Bible Verses
for Android

Bible verses includes the best bible quotes in more than 35 languages

Pear Bible KJV
for Android

is an amazing mobile version of King James Bible that will help you to read this excellent book in any place you want.

Pear Bible BBE
for Android

is an amazing mobile version of Bible in Basic English that will help you to read this excellent book in any place you want.

Pear Bible ASV
for Android

is an amazing mobile version of American Standard Version Bible that will help you to read this excellent book in any place you want.

BIBLE VERSIONS / 口語訳聖書 / 新約聖書 / ヨハネによる福音書

口語訳聖書 - Colloquial Japanese - Kougo-yaku, 1954/1955

ルカによる福音書 ヨハネによる福音書 使徒言行録

チャプター 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

1 よくよくあなたがたに言っておく。羊の囲いにはいるのに、門からでなく、ほかの所からのりこえて来る者は、盗人であり、強盗である。

2 門からはいる者は、羊の羊飼である。

3 門番は彼のために門を開き、羊は彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名をよんで連れ出す。

4 自分の羊をみな出してしまうと、彼は羊の先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、彼について行くのである。

5 ほかの人には、ついて行かないで逃げ去る。その人の声を知らないからである」。

6 イエスは彼らにこの比喩を話されたが、彼らは自分たちにお話しになっているのが何のことだか、わからなかった。

7 そこで、イエスはまた言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。わたしは羊の門である。

8 わたしよりも前にきた人は、みな盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。

9 わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。

10 盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。

11 わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。

12 羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、おおかみが来るのを見ると、羊をすてて逃げ去る。そして、おおかみは羊を奪い、また追い散らす。

13 彼は雇人であって、羊のことを心にかけていないからである。

14 わたしはよい羊飼であって、わたしの羊を知り、わたしの羊はまた、わたしを知っている。

15 それはちょうど、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。そして、わたしは羊のために命を捨てるのである。

16 わたしにはまた、この囲いにいない他の羊がある。わたしは彼らをも導かねばならない。彼らも、わたしの声に聞き従うであろう。そして、ついに一つの群れ、ひとりの羊飼となるであろう。

17 父は、わたしが自分の命を捨てるから、わたしを愛して下さるのである。命を捨てるのは、それを再び得るためである。

18 だれかが、わたしからそれを取り去るのではない。わたしが、自分からそれを捨てるのである。わたしには、それを捨てる力があり、またそれを受ける力もある。これはわたしの父から授かった定めである」。

19 これらの言葉を語られたため、ユダヤ人の間にまたも分争が生じた。

20 そのうちの多くの者が言った、「彼は悪霊に取りつかれて、気が狂っている。どうして、あなたがたはその言うことを聞くのか」。

21 他の人々は言った、「それは悪霊に取りつかれた者の言葉ではない。悪霊は盲人の目をあけることができようか」。

22 そのころ、エルサレムで宮きよめの祭が行われた。時は冬であった。

23 イエスは、宮の中にあるソロモンの廊を歩いておられた。

24 するとユダヤ人たちが、イエスを取り囲んで言った、「いつまでわたしたちを不安のままにしておくのか。あなたがキリストであるなら、そうとはっきり言っていただきたい」。

25 イエスは彼らに答えられた、「わたしは話したのだが、あなたがたは信じようとしない。わたしの父の名によってしているすべてのわざが、わたしのことをあかししている。

26 あなたがたが信じないのは、わたしの羊でないからである。

27 わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。

28 わたしは、彼らに永遠の命を与える。だから、彼らはいつまでも滅びることがなく、また、彼らをわたしの手から奪い去る者はない。

29 わたしの父がわたしに下さったものは、すべてにまさるものである。そしてだれも父のみ手から、それを奪い取ることはできない。

30 わたしと父とは一つである」。

31 そこでユダヤ人たちは、イエスを打ち殺そうとして、また石を取りあげた。

32 するとイエスは彼らに答えられた、「わたしは、父による多くのよいわざを、あなたがたに示した。その中のどのわざのために、わたしを石で打ち殺そうとするのか」。

33 ユダヤ人たちは答えた、「あなたを石で殺そうとするのは、よいわざをしたからではなく、神を汚したからである。また、あなたは人間であるのに、自分を神としているからである」。

34 イエスは彼らに答えられた、「あなたがたの律法に、『わたしは言う、あなたがたは神々である』と書いてあるではないか。

35 神の言を託された人々が、神々といわれておるとすれば、(そして聖書の言は、すたることがあり得ない)

36 父が聖別して、世につかわされた者が、『わたしは神の子である』と言ったからとて、どうして『あなたは神を汚す者だ』と言うのか。

37 もしわたしが父のわざを行わないとすれば、わたしを信じなくてもよい。

38 しかし、もし行っているなら、たといわたしを信じなくても、わたしのわざを信じるがよい。そうすれば、父がわたしにおり、また、わたしが父におることを知って悟るであろう」。

39 そこで、彼らはまたイエスを捕えようとしたが、イエスは彼らの手をのがれて、去って行かれた。

40 さて、イエスはまたヨルダンの向こう岸、すなわち、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた所に行き、そこに滞在しておられた。

41 多くの人々がイエスのところにきて、互に言った、「ヨハネはなんのしるしも行わなかったが、ヨハネがこのかたについて言ったことは、皆ほんとうであった」。

42 そして、そこで多くの者がイエスを信じた。

<< ← Prev Top Next → >>